毎日、報連相はちゃんとやってる。
遅刻もしないし、頼まれたことも断らない。
なのに、大事な仕事は、なぜかぜんぶ同期に回る。
自分に回ってくるのは、簡単なタスクばかり。
簡単なタスクしか回ってこないと、「簡単な仕事しかできない人」という評価になっていきます。
評価が上がらないから、給料も上がらない。
次の現場でも、話せる仕事がない。
で、こう思いますよね。
「技術が足りないのかな」
「それとも、性格の問題なのかな」
でも、原因は技術でも性格でもないんですよ。
「同期の方ができるから」は、半分だけ合ってます
同期の方が、技術ができるのかもしれない。
自分は口下手だから、損してるのかもしれない。
そう考えるのは、自然です。
ただ、大事な仕事を振る側は、技術力や性格だけで決めてないんですよ。
仕事を振る時に、リーダーが頭の中で考えていることがあります。
見られているのは「頼んだら、自分の手間が増えるか減るか」
リーダーが一番ほしいのは、安心感なんですね。
この人が今どこにいて、何が起きているかが見えているか。
見えていれば、「このタスク、任せてみようかな」となる。
見えない人には、怖くて大事なタスクを振れないんです。
で、ここが落とし穴で。
報連相をしていても、その中身が相手の手間を増やしていることがあるんですよ。
たとえば、完了の報告。
「終わりました」だけだと、リーダーはコードを見て、初めて何をやったか分かるわけです。
これ、正直めんどくさいんですよね。
詰まった時も同じです。
3日経ってから「実はここで詰まってました」だと、リーダーは慌ててフォローするしかない。
タスクが終わるたびに「次、何やればいいですか」も。
リーダーは、そのたびに次の仕事を考えて振らないといけない。
どれも、報連相はしてるんですよ。
でも、頼んだ相手の手間が、少しずつ増えている。
すると、「大事な仕事は、手間がかからない同期に頼もう」になるんです。
しかも今は、コードはAIでかなり書けますよね。
書けるかどうかでは、もう差がつきにくい。
だから余計に、「この人に任せると楽か」で仕事が決まるんです。
実は、SES時代の僕は、もっとひどかったんですよ。
真面目にやった2年間が、評価に繋がってなかった
真面目には、やってたんですよ。
毎日残業して、資格の勉強もして。
でも、自分がやってることを誰にも伝えてなかった。
聞かれるまで、何も言わなかったんです。
SESを始めて2年。
真面目にやった努力が、全然評価に繋がってなかった。
気づいた時は、本当に悔しかったです。
その後フリーランスになって、いろんな現場に入るようになりました。
で、毎回感じるんですよ。
「この人、戦力になるな」と思える人は、別に特別にすごいことをしてるわけじゃない。
当たり前のことを、聞かれる前にやってるだけなんです。
手間を増やす報連相を、減らす報連相に変える
じゃあ、何を変えればいいのか。
報連相をやめる必要はないです。
新しく何かを覚える必要もないです。
中身を、相手の手間が減る形にするだけです。
「終わりました」
→「終わりました。ここは、こういう理由でこう実装してます」
一言あるだけで、リーダーはコードを見る前に当たりがつけられる。
だから楽になるんですよ。
「実は3日前から詰まってました」
→「今日はこれをやります。ここまで終わってます。ここで少し詰まりそうです」
朝会やSlackで、毎朝30秒、先に書くだけです。
詰まる前に言っておけば、周りが優先度を分かった上で手を貸してくれます。
チームが、止まらずに進むんですよ。
「次、何やればいいですか」
→「他のメンバーのプルリクエストを見ておきます」「この辺、テストが足りてなさそうなので書いておきます」
自分の担当外まで見て、次の仕事を見つけてくる。
そうすると、「この人、指示しなくても動いてくれる」になるんです。
「でも、それって結局コミュ力の話でしょ」と思うかもしれません。
でも、言うことはほぼ決まっていて、その形に当てはめるだけなんですよ。
口下手でも、Slackに書くならできますよね。
どれも、技術力じゃないし、性格でもないんです。
相手が仕事をしやすいように、気を遣えているか。
それだけなんですよ。
明日の朝会の一言から
明日の朝会かSlackで、1つだけやってみてください。
「今日はこれをやります。ここで詰まりそうです」を、聞かれる前に書く。
これを続けると、リーダーの頭の中で「この人に頼むと楽だ」が少しずつ積み上がっていきます。
大事な仕事は、そこに回ってくるんです。
まずは明日の朝、Slackに書く30秒から。
それが、流れを変える最初の1回になります。
ただ、この動き方が給料に繋がるかは、どの現場で使うかで変わります。
ちゃんと見てくれる現場で使うと評価に返ってくるし、そうじゃない現場だと、都合よく使われるだけになる。
使われるだけで終わらない現場の選び方と、面接でこの動き方を伝える言い方。
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