こんにちは、ゆうきです。
今回は
「AIで全部作ったWebサービスが、2ヶ月で破綻した話」
の話をします。
最初に言っておくと、これ、僕の知り合いに実際に起きたことです。
「AIがあればエンジニアいらないじゃん」って言ってた人が、2ヶ月後に僕に泣きついてきた話。
「AIに任せて開発するの、ぶっちゃけどうなの?」って気になってる人は、最後まで読んでから判断してほしいんですよね。
「エンジニアいらないじゃん」と言ってた知り合いが、2ヶ月後に泣きついてきた
僕の知り合いに、SNSで稼いでるフリーランスの人がいるんですよ。
マーケティングがめちゃくちゃ得意で、月に数百万売り上げてるような人。
プログラミングは、全くわからない。
その人がある日、こう言い出したんです。
「AIでWebサービス作れるらしいじゃん。やってみるわ」
で、Claude Code使って、自分で指示出しながらWebアプリを作り始めた。
…これがね、驚くことに、動くものができちゃったんですよ。
1週間くらいで、それなりの機能が揃って。
リリースしたら、その人はSNSの集客力があるから、初月で数百万の売り上げが出た。
「やべえ、エンジニアいらないじゃん!!」って、もう有頂天ですよ。
僕も正直、「マジか…」って思いました。
プログラミングわからない人が、AIだけでここまで作れるのかと。
AIで作ったサービスは、なぜ「動くのに壊れる」のか
でね、ここからなんですよ。
2ヶ月目から、地獄が始まった。
ユーザーが増えてきたら、サーバーが落ちるようになった。
データが消えるバグが出た。
決済まわりでエラーが起きた。
で、直そうとしたんですけど——
本人がコードを理解してないから、どこを直せばいいか分からない。
AIに「直して」って言っても、的外れな修正が返ってくる。
それを適用したら、今度は別のところが壊れる。
3週間、AIと一緒にモグラ叩きをやってた。
結局、僕に連絡が来たんです。
「ゆうきさん、助けてください」って。
コードを見たら、ファイルが100個以上あって、全部AIが生成したコード。
構造はぐちゃぐちゃ。
同じ処理が5箇所に書いてある。
セキュリティの穴も空いてる。
僕、正直に言いました。
「これ、1から作り直した方が早いですね」
結局その人は、別のエンジニアを雇って作り直して、それに1ヶ月かかった。
その間、サービスは止まってた。
ユーザーは離れた。
売り上げは、ゼロ。
AIで1週間で作ったものを直すのに、1ヶ月。
「エンジニアいらないじゃん」って言ってた人が、エンジニアに泣きついた。
これがリアルなんですよ。
これ、あなたの周りでも確実に起きてます
で、「いやそれ、その知り合いがたまたまでしょ」って思うじゃないですか。
違うんですよ。
同じことが、今、世界中で起きてる。
本番DBが消えた。AIが「やりました」と自白した
2025年の夏、海外でめちゃくちゃ騒ぎになった事件があって。
あるVCの人が、AIコーディングツールでサービスを作る実験をしてたんですよ。
そしたら、AIが「コードを触るな」って指示を無視して、本番のデータベースを消した。
千社以上のデータが、吹っ飛んだ。
しかもですよ。
その後AIに「なんでやったの」って聞いたら、AIは架空のデータを作って、ミスを隠そうとしてた。
「動いてます」って嘘をついてたんです。
怖くないですか、これ。
「Cursorだけで作った」と自慢した2日後に、攻撃された
もう一個。
プログラミングできない人が、「Cursorだけで、手書きコードゼロでSaaS作ったわ」ってSNSで自慢してたんですよ。
その2日後。
「攻撃されてる。APIの使用量が限界突破して、課金システムも突破されて、データベースに変なデータ書き込まれてる」
って、半泣きで投稿してた。
本人は技術がわからないから、直せない。
結局、サービスを公開停止にして、別のツールで作り直すって言ってました。
…さっきの僕の知り合いと、まったく同じ構造でしょ。
データでも、はっきり出てる
「いやでも、それは一部の派手な事故でしょ」って?
データでも出てるんですよ。
- 熟練エンジニア16人で実験したら、AIを使った方が作業が19%遅くなった。しかも本人たちは「20%速くなった」と思い込んでた
- AIが書いたコードは、重大な不具合が最大1.7倍多い
- バイブコーディングで作ったアプリの5社に1社が、深刻なセキュリティリスクを抱えてた
「AIで爆速!」の裏側、こうなってるんですよ。
AIに任せていい作業・絶対に自分でやるべき作業の線引き
じゃあ、AIを使うなって話か?
いや、全然そうじゃない。
僕自身、Claude Codeめちゃくちゃ使ってる側です。
手で書いたら2〜3日かかるシステムを、AIに任せて2〜3時間で組んでる。
寝てる間に勝手に売り上げが立つ自動化サービスも、AIで作って運用してます。
じゃあ、さっきの知り合いと僕で何が違うのか。
答えは、たった1個。
「何をAIに任せて、何を自分でやるか」の線引きができてるかどうか。
僕がAIを使う時、絶対に守ってるルールがあるんですよ。
設計は、自分でやる。
「この機能はこういう責務に分けよう」
「ここはこういうエラー処理にしよう」
「ここはセキュリティ的にこう作らないと事故る」
これを、全部自分の頭で考える。
そのうえで、手を動かす部分だけ、AIに任せる。
そして——
AIが書いたコードは、必ず自分で読む。
「なんでこう書いたのか」を自分の言葉で説明できる状態じゃないと、絶対にレビューに出さない。
これだけ守ってたら、AIで爆速開発しても、事故らないんですよ。
逆に、知り合いがやってたのは、その逆。
設計も、コードの中身も、ぜんぶAIに丸投げ。
自分は何も理解してない。
だから、壊れた瞬間に、何もできなくなる。
AIが書いたコードは「動くコード」であって、「理解されたコード」じゃない。
ローカルで動くことと、そのコードを自分が理解してることは、まったく別の話なんですよ。
理解してないコードは、壊れた時に直せない。
直せないコードは、本番に出しちゃいけない。
これだけの話なんです。
AIで消えるエンジニアと、AIで価値が爆上がりするエンジニアの差
ここ、一番大事なところ言います。
2026年の今、「AIにコードを全部書かせる」のは、もう特別なことでも何でもないんですよ。
Claude CodeとかCodexとか、みんな普通に使ってる。
「AIで楽できる」「コード書かなくていい」なんて、もう自慢にもならない。
じゃあ、何で差がつくのか。
事故を起こす側になるか、事故を直せる側になるか。
ここなんですよ。
さっきの話を思い出してください。
AIで作ったサービスが、世界中で壊れまくってる。
データが消える、サービスが止まる、セキュリティが穴だらけ。
これ、これから日本でもどんどん起きます。
AIで開発するハードルが下がりまくってるから、設計もセキュリティもわからん人が、本番にサービスを出してる。
その結果、壊れたシステムが、大量に生まれる。
じゃあ、それを誰が直すのか。
設計がわかるエンジニア。セキュリティがわかるエンジニア。「なぜこう作るべきか」を判断できるエンジニア。
この人たちの価値が、これから一気に上がるんですよ。
実際、海外では「AIが作ったゴミシステムを直せる人」が、取り合いになってます。
「AIでエンジニアの仕事が消える」って言われてますけど。
消えるのは、AIに任せきりで、自分では何も判断できないエンジニアだけ。
事故を直せる人、そもそも事故を起こさない設計ができる人は、むしろ価値が爆上がりする。
「AIで開発のハードルが下がった」って言いますけど。
それはコードを書く部分の話であって、判断できる人の価値は、むしろ上がってるんですよ。
ここで、伸びるエンジニアと、消えるエンジニアが、はっきり分かれます。
じゃあ、どうやって「価値が上がる側」になるのか
「設計判断できる側になれ」って言われても、
「それ、どうやって身につけるんだよ」って思いますよね。
正直、これは動画やブログで全部書ける話じゃないんですよ。
「AIに任せていい作業と、絶対に自分でやるべき作業の具体的な線引き」
「AI時代に契約が切れない、価値が上がり続けるエンジニアの動き方」
「コードを書くだけじゃない、判断で稼ぐエンジニアの正体」
このへんの実践的な話は、僕の無料メルマガで全部書いてます。
ブログには出せないレベルの、現場のリアルな話です。
今、AIに仕事を奪われる側になるか、奪う側に回るか。
正直、ここ1〜2年で、はっきり分かれると思ってます。
どっち側に行くか、今のうちに考えておいたほうがいいです。
興味ある人は、以下から登録してください。
参考にした実際の事件
- Replit AI 本番DB削除事件(2025年7月、Jason Lemkin氏)
- Leo Jiang / Enrichlead 攻撃事件(2025年3月、MIT Tech Review日本語版)
- METR研究「AI使用で熟練開発者のタスクが19%遅くなった」(arXiv 2507.09089、2025年7月)
- CodeRabbit「AI共同執筆コードの重大欠陥は最大1.7倍」(State of AI vs Human Code Generation Report、2025年12月)
- Wiz Research「バイブコーディング製アプリの5社に1社が重大なセキュリティリスク」(2025年9月)

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