こんにちは、ゆうきです。
いきなりですけど、今日、人生で一番ありがたかった一言の話、します。
と言いつつ、その時はマジでショックで、家帰って布団で凹んでたんですけど。
「設計の視点、ないよね」
……これ、SIer時代に、飲み席で先輩に言われた言葉。
今でも、覚えてる。マジで覚えてる。一字一句。
でね、当時の僕。
これ言われた瞬間、頭の中、真っ白ですよ。
「は?」
「いや、ちょっとそんなはっきり言わんでも……」
居酒屋のジョッキ握りしめて、心の中で5回くらい反論しました。
口には出さなかった。出したら、マジで気まずくなるやつ。
でね、家に帰って布団で考えて、ようやくわかったんですよ。
あれ、人生変えた一言だった。マジで変えた。
今日はその話を。
そもそも、なんでそんなこと言われたんよ
当時の僕、コード書くのは、ぶっちゃけ速かったんですよ。
「俺、ちゃんと仕事できてるじゃん」って、それなりに自信あった。
振られた仕様書見て、サクッと実装して、対面レビュー通って、SVNにコミット。
これを、毎日ぐるぐる。
今ではAIで誰でもサクッとコード書けますけど、当時はそんな便利なもの、まったくなかったんで。
だから「コードを書くのが速い」だけで、ちょっとは評価されてた。
……まあ、自分ではそう思ってたんですよ。
そしたらある日、先輩に飲みに誘われて。
いつもの居酒屋で、ジョッキ2杯目くらいの時に。
「お前さ、コード書くのは速いんだけど」
……ん?
「設計の視点、ないよね」
……は?
いや、固まりましたよ、僕。
「いや、ちゃんとレビューも通ってますし。バグも少ないですし」って反論を、心の中で5個用意した。
口には出さなかった。マジで気まずくなるやつなんで。
でも、内心はもう、ショックでガッタガタ。
「コード書けてるのに、なんでそんなこと言われるんよ……」
家まで帰る電車、ずっとモヤモヤしてました。
布団の中で、ハッてなった話
家に帰って、布団入って。
スマホでX見ながら、まだモヤモヤしてたんですよ。
「いや、そこまではっきり言わんでも、ええやんか……」って。
……ところがね。
ふと、ある質問が頭に浮かんだんです。
「この前作ったテーブル設計、なんでこの形にしたんやっけ?」
……ん?
「あれ、なんでだっけ?」
答え、出ないんですよ。
いや、ちょっと待って。
じゃあ、あの設計の理由を、誰かに説明できる?
……できねえ。
……できねえやん。
その瞬間、布団の中で、ハッてなったんです。
あ、俺、ただコード書いてただけや。
「なぜこう作るか」を、1ミリも考えてなかった。
レビュー通った? バグ少ない? いやそれ、最低ラインやん。
……なんやろ、急に恥ずかしくなってきた。
30分前、ジョッキ握りしめて反論してた自分が、急に恥ずかしくなってきた。
先輩、めっちゃ正論やん。
正論を、ちゃんとはっきり言ってくれてたやん。
俺、酔ってる先輩に逆ギレしてただけかい。
……アホやん、俺。
いや、アホやん。
その日の夜は、寝つき悪かったですよ。マジで。
翌日から、地味に変わった話
で、翌日。
別に、技術書を爆買いしたわけじゃないんですよ。
Udemyを10本買って徹夜したわけでもない。
変えたのは、もっと地味なこと。
タスクが振られた時の、最初の一歩。
今までは、来たらすぐエディタを開いて、書き始めてた。
そこを、変えたんです。
まず、エディタ開く前に、自分に問う。
「このテーブル、なんでこの構造なんやろ」
「この機能、なんで今このタイミングで作るんやろ」
「ここの仕様、こうなってる理由、なんやろ」
……まあ、当然、最初は答え出ないですよ。
そりゃそうですよ、今までずっと考えてなかったんで。
でね、ここがポイントなんですけど。
答え出なかったら、エディタを開かないんです。
今までだったら、答え出なくても、適当にエディタ開いて、書き始めてた。
そこを、グッと我慢する。
答え出ないなら、人に聞く。
……ただね。
これが、聞き方の話なんですよ。ここからが、地味にコツ要るとこ。
「あ、こいつちゃんと読んで来てるな」と思わせる聞き方
今までだったら、こう聞いてたんです。
「これ、なんでこの設計なんですか?」
……これね、聞かれた側、超めんどいんですよ。
「は? どっから説明すりゃええんよ」ってなる。
相手の負担、地獄ですよ。地獄。
これだと「めんどい質問してくる奴」になる。
じゃあどうするかって、こうですよ。
「このユーザーテーブル、削除日時のカラムなんですけど、過去のデータも分析で使う前提だからですか?」
「この機能、Bを先に出すのって、Bで実績作ってから後でAを入れる方が、社内的に話を通しやすいからですか?」
……ね、ぜんぜん違うでしょ。
これね、ポイントは2つ。
1つ目、自分で「たぶんこうかな」って、仮説を立ててる。
2つ目、その仮説を、当てに行く形で聞いてる。
相手も、答えるの楽なんですよ。
「Yes」か「No」か「それじゃなくて〜」って、短く答えられるから。
相手の脳みそ、ぜんぜん使わせない。
これだけで、相手の反応、ガラッと変わるんですよ。
「お、こいつ、ちゃんと読んで来てるな」
「いい質問するな」
って。
……いやマジで、聞き方変えただけですよ?
技術力、1ミリも変わってない。
なのに、扱いが、変わる。
変わるんですよ。
いや、ずるいわこれ。ずるい。
で、急に「考えてる奴」のポジションに入った
これね、ガラッと変わった瞬間の話、もうちょい続けますね。
今までだったら、打ち合わせで僕って、空気だったんですよ。
「あー、ゆうきさん、いはるな」くらい。
手は動かしてくれる便利な存在、みたいな。
それが、ある日から。
「ゆうきさん、この設計どう思います?」
「ゆうきさんから見て、ここどうですか?」
……えっ?
振ってくれるん?
俺に、聞いてくれるん?
いや、聞いてくれたんですよ、マジで。
打ち合わせの席で、僕の意見を聞きに来てくれるようになった。
これね、地味に泣きそうでした。
だって、それまで何年も「言われたことをやる人」だったんですよ。
それが、急に、意見を求められる側に入った。
景色が、まったく違うんです。同じ現場なのに、ぜんぜん別の現場。
いや、ヤバいですよ、これは。
手は何も変えてない。考え方、変えただけ。
……ずるいわ。マジでずるい。
「設計の視点」って、結局なんやねん
じゃあ、ここまでの話、まとめます。
「設計の視点」って、結局なんなんよ?
超シンプル。
「なぜ、こう作るのか?」を、毎回ちゃんと考える。
これだけ。
これだけなんですよ。
- このテーブル、なぜこの形なのか
- この機能、なぜ今必要なのか
- このコードの分け方、なぜこれが正しいのか
「なぜ」を、ちゃんと答えられる状態にする。
それが、設計の視点。
ただ、これ、面白いとこ言いますね。
「なぜ」を考える癖がついた瞬間、見える景色が、全部変わるんですよ。
タスクをこなすだけだった毎日が、「このプロダクトをどうするか」を考える毎日に変わる。
振られる側だった僕が、相談される側に入る。
単価も、自然と動き始めた。
これがフリーランスで単価が83万取れるようになったきっかけです。
……あの居酒屋で、先輩がぶっちゃけてくれなかったら、今の僕、いないんですよ。
マジで。
ありがとう、先輩。
(あの時、心の中で5回反論したのは、内緒で)
ただし、これだけだと、まだ足りないんですよ
……で、最後に1個。
これ、めっちゃ大事なんで、聞いてください。
「設計の視点」を持つ。
これ、確かにブースト効きます。間違いない。
でも、これだけだと、まだ足りない。
「は? せっかく持ち上げといて、ハシゴ外すんかい」って思いますよね。
いや、ハシゴじゃないんです。順番の話。
設計の視点を持っても、それを発揮できる現場にいないと、宝の持ち腐れなんですよ。
どんなに「なぜこう作るか」を考えても、それを聞いてくれない現場だと、何も起きない。
「いや、決まってるんで」
「うちはずっとこれでやってるんで」
……で、終わり。
あなたの提案、空中に消える。
……これ、マジで残酷なんですけど、世の中の現場の大半が、それなんですよ。
どんなに地味な動き方を頑張っても、現場が悪かったら、無理。
だから、「設計の視点を持つ」とセットで、もうひとつ大事なことがある。
どこで、その視点を発揮するか。
つまり、現場の選び方。
これが、本当の最後のピース。
で、その「現場の選び方」、どうすんねん
「じゃあ、どう選ぶんよ」
……ですよね。気になりますよね。
正直に言うと、ここから先は、ブログで全部書ける話じゃないんですよ。
どの現場を選ぶかは、人の状況で変わるし。
順番間違えて中途半端に真似すると、逆に詰みます。
なので、僕の無料メルマガで、ちゃんと書いてます。
- 「設計の視点」を発揮できる現場と、できない現場の見分け方
- 駆け出しでも入れる、提案が刺さる現場の正体
- 「めんどい奴」じゃなく「考えてる奴」に一発で見られる聞き方
ブログには書けない、現場のリアルな話です。
今、コード書けるのに評価されなくてモヤモヤしてる人ほど、刺さると思いますよ。
タスクをこなすだけの人生で終わるか、考えながら動く側に回るか。
気になる人は、以下からどうぞ。

4完成-300x169.png)








コメント