「何か意見ある?」
会議の最後に、そう聞かれる。
頭の中には、言いたいことが1つある。
でも、もし間違っていたら。
「この人、分かってないな」と思われて、評価が下がるかもしれない。
結局、口から出るのは「大丈夫です。やっておきます」。
そのうち、「言われたことだけやる人」として扱われて、評価も上がらないまま。
それでも、黙っていれば少なくとも減点はされない。
でも、黙っていると、減点どころか何も見られなくなっていきます。
僕も、先輩の言うことを全部肯定していた
エンジニア1年目のSESの現場で、先輩とコードのレビューをしていた時のことです。
先輩の言っていることが正しくて、自分の意見は間違っている。
だから、言わない方がいい。
そう思って、先輩の言うことを全部肯定して進めていました。
完全にポンコツで、判断がつかなかったのもあります。
でも今思えば、先輩からしたら不安だったと思います。
こいつ、本当に分かってるのかなって。
早く意見を言えるようになってほしい。
自分の意見が合っているか、相談できる人と一緒に仕事がしたい。
たぶん、そう思っていたはずです。
意見を聞く側も、本当は不安なんです
会議で「何か意見ある?」と聞くPMやリーダーも、同じです。
自分の判断が本当に合っているのか、不安なんですよ。
だから、それに対してどう思うかを色々言ってほしい。
そこで誰も何も言わないと、決めた人は不安なまま進むことになります。
会議で言いそびれても、後でチャットやドキュメントのコメントで出せば十分です。
もちろん、必要がないなら無理に喋らなくていいです。
僕は、黙っている人を見ると、「この人、自分ごととしてサービスのことを考えているのかな」と思ってしまいます。
「やっておきます」だけの人が、半年でいなくなった
実際、黙っている人がどうなっていくのかを、近くで見たことがあります。
僕がフリーランスになって最初に入った現場に、僕より経歴が上のフリーランスの人がいました。
そのフリーランスの人は、会議中は何も話さず、決まったことに対して「やっておきます」と言うだけでした。
仕事を振られなくなった、ということはなかったです。
でも、仕事は「こうした方がいい」と意見を言う人の周りで進んでいく。
だんだん、頼りにされる人と、特に何もない人に分かれていきました。
その人は、半年ぐらいでその現場を辞めていきました。
契約が切れたのか、自分から辞めたのかは分かりません。
ただ、居心地は悪かったと思います。
「自分、いてもいなくても変わらないな」と思ったのかもしれません。
間違えても、減点はされなかった
「いや、でも間違えたら評価は下がるでしょ」と思いますよね。
じゃあ、間違ったことを言ったらどうなるのか。
僕もフリーランスになってから、会議で間違ったことを言ったことは普通にあります。
でも、「そうじゃなくて、こういう認識だよ」と教えてもらっただけでした。
減点されたことは、ありません。
むしろ、分からないことを分からないと言ってくれる方が、周りは助かるんですよ。
この人はどこまで分かっていて、どこが分かっていないのか。
それが分かれば、認識のズレも早く合わせられる。
チームで仕事を進めやすくなります。
黙っていると、減点されるわけじゃない。
そもそも、何も見られなくなるんです。
いてもいなくてもいい人として、空気みたいに扱われる。
気づいたら1年経っていて、「自分、なんでこの現場で仕事してるんだろう」となる。
それ、めちゃくちゃ虚しいですよ。
切り出し方より、会議の前の準備
じゃあ、どうすれば会議で意見が言えるようになるのか。
うまい切り出し方を覚えるより、先にやることがあります。
会議の前に、この4つだけ書き出しておいてください。
何の話し合いなのか。
この会議で、何を決めたいのか。
出てきそうな話の予想。
それに対して、自分がどう話せばプロジェクトにプラスになるか。
アジェンダが共有されていても、4つ目の「自分がどう話すか」までは、誰も書いてくれません。
すごく地味ですけど、書き出すだけなので誰でもできます。
できる範囲で準備して、会議に出る。
準備が外れることもあります。
その時は、なんで外れたのかを考えて、次はこうしようと決める。
これを繰り返すと、会議のたびに準備が当たるようになっていきます。
ただ、準備したことを、会議のどのタイミングで出せばいいのか。
PMやリーダーが、会議で本当に聞きたがっていることの見分け方。
ここを知らないと、準備しても結局言えずに終わって、また空気のままです。
その見分け方は、メルマガで具体的に話してます。

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