フリーランスエンジニアの雄貴です!
今日はポジショニングについてお話ししようと思います。
ポジショニングとは
「ポジショニング」という言葉を検索すると、以下のような意味だと分かります。
ポジショニングとは、ターゲット顧客の頭の中に、自社製品について独自のポジションを築き、ユニークな差別化イメージを植えつけるための活動。顧客に自社製品のユニークな価値を認めてもらうことで、競合製品に対して優位に立つことを目的にしている。
出典:グロービス経営大学院 ポジショニングとは・意味
競合よりも優位性を持つことで、売り上げを上げていくということですね。
その優位性を保つためには、自分がどの分野でどのターゲット層に対して売り込んでいくか?がとても重要になります。
IT業界で考える
ポジショニングをIT業界で考えてみましょう。
こちらは業界別の求人倍率の推移です。(2020年5月時の統計)
中でもIT業界は求人倍率5倍と、圧倒的に供給不足になっていることが分かるかと思います。
このように需要に対して供給が不足してくると、その価値が上昇する傾向にあります。
現にITエンジニア経験2~3年目のフリーランスでも月単価70万以上を得ている人も多いです。
さらに金銭面だけでなく待遇も良くなる傾向があります。
先ほどの月単価70万以上で、週3勤務、リモートワークなど快適な環境を提示してくる企業も多くなります。
このような傾向をいち早くキャッチし、顕著に現れる前にエンジニアに転向し実務経験年数を重ねて行った人は、現在かなりの単価になっています。
いわゆる先行者利益です。
需要のある分野に対し、いち早く気付き行動する。
これによって、他社よりも差別化され、社会にとって価値ある人材になれるわけです。
いずれは供給過多になる
このように需要のある分野がすでに可視化されていれば、ポジショニングもとりやすいです。
供給不足のIT業界で活躍できるようになれば、相対的に価値が上がり、高単価を狙うことができます。
しかし、需要が分かりやすい場合、ドンドン新規参入者が増えていき、いずれは供給過多になっていきます。
よってIT業界に入りさえすれば安泰!というわけではありません。
いずれITスキルを持つ人材は増えてくるので、そうなった場合多くのライバルと競争していかなければなりません。
ではどうすれば良いか?
誰にも負けないようにプログラミングスキルを高めていく!
これも一つの解だとは思いますが、そうなると一部の天才的なプログラマーがいれば太刀打ちできなくなります。
今の供給不足の業界であるならば、プログラミングである程度稼げるようになるのは努力でなんとかなりますが、プログラミングスキルで頂点を目指そうとするなら、積み重ねてきた経験や才能が大きなファクタとなります。
そこまで甘い世界ではありません。
それにそのやり方では嫌でも技術をずっと追い続け、一部の天才たちと勝負し続けないといけないので、時間的に余裕のある生活ができませんので、私はオススメしません。
ではどうすれば良いか?
それは、大勢が気づいていない隠れた需要を見つけ、いち早く行動していくことが大事だと考えています。
昔、IT業界の需要が高まる前にこの業界に飛び込んだ人たちと同じことをやれば良いのです。
では隠れた需要はどうやれば見つかるのか?
それについては、こちらの記事でお話しいたします!
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