フリーランスエンジニアの雄貴です!
WEB業界の中でも、ホームページ制作などを実施する「WEB制作事業」と、WEBサービス開発を実施する「WEBサービス事業」の2つに区分され、それぞれ必要なスキルも変わってきます。
今回はその違いについて説明しようと思います!
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WEB制作事業
作るもの
会社のコーポレートサイト(ホームページ)や企業宣伝のためのランディングページ(LP)など、宣伝や認知を目的としたサービスを制作します。
必要なスキル
主に画面作成が主になるので、ITスキルとしては、HTML 、CSS、JavaScriptを使用します。
またホームページ編集などを顧客側で実施する場合は、WordPressと呼ばれる技術をよく使用します。
WordPressはPHPで構築されているので、その言語の習得も必須になってきます。
またITスキルのみならず、SEOやSNS利用、顧客調査、企画など、マーケティングのスキルの必要になってきます。
当然、ホームページのデザインやUI/UXのスキルも必要になります。
IT技術のみならず、幅広いスキルが必要な事業です。
WEBサービス事業
作ってるもの
amazonや楽天などの商品を検索・注文できるサービスや、LINEやTwitterなどのSNSなど、顧客情報やデータを扱うものを開発します。
必要なスキル
WEBサービス開発では、画面側もサーバー側もどちらも開発しますので、HTML、CSS、JavaScriptと、バックエンド言語の習得が必要になります。
また開発を効率化させるフレームワークを使用している案件が多いので、そちらの習得も必要になってきます。
PHPであればLaravelやCakePHP、RubyであればRuby on Railsなどがありますね。
またフロント側のJavaScriptにもフレームワークがあり、代表的なものは、Angular, React, Vue.jsなどがあります。
フレークワークは各言語に対応したものが開発されています。
他にもデータベースを扱うのでその周辺の知識(DBMSやSQL、テーブル設計など)も必要になりますし、サーバー側の環境構築や設定も実施する機会もありますので、Linuxの基礎知識も必要になってきます。
主にITスキルのみを活用しますが、その範囲は広いです。
WEB制作とWEBサービス開発の違い
2つの違いを説明すると、「データベースやプログラミングを使用して複雑なロジックを開発する必要があるか?」と考えています。
WEB制作でもWordPressを使用するので、プログラムやデータベースを利用しますが、そこまで複雑なロジックは求められません。
どちらかというと、デザインやUI/UXなどユーザー目線に重きを置いています。
一方、WEBサービスではLINEなどのSNSやamazonなどのECサイトなど、サービスによって裏側のロジックも独自のものになります。
そのため、プログラミングやシステム設計に重きを置いている傾向にあります。
ただ近年ではWEBサービスにもUI/UXを高いレベルで求められきつつありますので、ユーザー目線での開発が重要視されています。
最後に
今回はWEB制作とWEBサービス開発の違いについてお話しいたしました。
似たような2つの事業ですが、実務で見ていくと求められているスキルや方向性も異なっています。
WEB制作にもWEBサービス開発にもフロントエンドエンジニアの役割がありますが、どの事業を実施しているかによって、持っているスキルが全然異なってきます。
自分が進みたい道を間違えないように、しっかりと事業の中身まで目を通していきたいですね。
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