フリーランスエンジニアの雄貴です!
WEBサービス開発には新規サービスの開発案件と既存サービスの改修案件があります。
それぞれ目的も違うので、当然仕事の内容や注意する箇所も変わってきます。
早速、見ていきましょう!
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開発の流れ
2つの違いを見る前に、まずはWEBサービスの開発の流れについてお話しいたします。
要件定義 → 設計 → 開発 → テスト → リリース
サービス開発の最初のフェーズに「要件定義」というものがあります。
大まかにどの様なサービスを作りたいか?どんな機能を追加したいか?などをクライアントからヒアリングし、要件に落とし込むフェーズです。
次に要件を元にシステムの大まかな構成を「設計」していきます。
そして設計を元に実際にプログラムを記述する「開発」フェーズに入ります。
その後、開発したサービスにバグがないか?など品質を確認する「テスト」フェーズを終えたあと、サービスをリリースします。
新規開発案件
新規サービスを立ち上げる際は、要件定義からテスト・リリースまで全てを行います。
全く新しいものを開発するので、一からの開発になります。
メリットとしては、既存のシステムなどがないので、新しい技術などを自由に取り入れることができ、自分たちの開発しやすい環境で構築していくことができます。
しかし、既存システムがないため参考になるソースコードもなく、開発者は自力で開発していく必要があります。
また、工数を想定して実施していく必要があり、様々な視野から懸念点などを考慮して計画を立てないと、プロジェクトが失敗する可能性もあります。
さらに、開発時に保守性をどこまで担保するか?も考慮する必要があり、難易度の高い案件が多い傾向にあります。
また、こちらに新規開発案件の仕事の詳細をまとめていますので、是非ご覧ください!
改修案件
既存で運用されているサービスを改修したり、新規機能追加を実施したりします。
よって既存システムのソースコードを解読し、修正を行っていきます。
メリットとしては、既存コードがあり、修正する際も似たようなロジックを流用することができるので、新規開発に比べると経験の浅いエンジニアでも業務を実施しやすいです。
しかし、ここで注意すべきことは「修正箇所以外の部分に影響を及ぼすことなく、新規機能追加したり、改修する必要がある」ことです。
追加機能が問題なく動くことはもちろんですが、それによって既存で動いていた箇所に不具合が発生してしまうと大問題です。
こういった行為をデグレと呼び、顧客の信頼を一気に落としかねない行為ですので、エンジニアはデグレを起こさないように、入念に影響調査を実施する必要があります。
よって既存システムのソースコードを解読し、仕様を理解した上で開発に臨まなければなりません。
また、こちらに改修案件の仕事の詳細をまとめていますので、是非ご覧ください!
どちらの案件が多いの?
明確な割合は把握できておりませんが、既存サービスのまま改修して使い続けているものが多い印象です。
また昨今のコロナの影響で、新規サービス開発に消極的な傾向になりつつあるのも事実です。
しかし、新規開発案件がそこまで少ないわけではないので、案件として選択できるほどの需要は充分にあります。
IT業界の求人倍率は2020年5月の段階でも6倍ほどあり、かなりの供給不足ですので、新規案件も改修案件も自由に選択できるほど数があるのが現状です。
最後に
今回は新規開発と改修案件の違いについてお話しいたしました。
同じWEBサービス開発ですが、働き方も異なるので、注意すべき観点や求められるスキルも変わっていきます。
しかし、エンジニアとしてはどちらの案件でも活躍できた方が参画できる案件の幅も広がるので、積極的に様々な案件を経験していくのがオススメです!
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