フリーランスエンジニアの雄貴です!
ITエンジニアの業界は技術の進化が早く、日々動向をキャッチアップする必要があります。
その際に「どのようなサイトや記事を見て、何を重視して情報収集するのか?」についてはあまり語られていないように思います。
今回は私が日々行っているオススメの情報収集方法を紹介しようと思います!
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情報収集に大切なこと
情報収集と言っても大量に情報はありますので、自分自身で取捨選択をする必要があります。
その際に大事な観点が、「最新技術の動向」と「市場の状況」の2つです。
最新技術の動向
技術は日々移り変わっていきます。
言語やフレームワークのバージョンアップによる新機能追加など細々としたものが多いですが、たまに革新的な技術が発表されることがあります。
SPAの技術などがそうですね。
革新的な技術が発表された場合、市場のトレンドにも大きく影響を受ける可能性が高いので、いち早く情報をキャッチして備える必要があります。
市場の状況
顧客がどのような技術選定をしているか?また現場の課題はなんなのか?を把握する必要があります。
それらの情報から顧客が求めていることは何か?を想定して、これを解決できるようにスキルアップしていく必要があります。
例えば、近年SPA構成のサービスがメインになってきていますが、それを構築できるエンジニアが圧倒的に足りていません。
上記は分かりやすい例ですが、後ほど紹介する企業のテックブログを確認すると、技術のみでなくチーム開発手法の課題など、様々な課題へのアプローチ方法が記載されていますので、顧客が真に改善したい点も気づいてくると思います。
オススメのサイト・手法
はてなブックマーク(テクノロジー)
はてなブックマークのテクノロジータグのページは毎日確認することをオススメします。
このサービスは後ほど紹介するQiitaやZenn、テックブログや海外の記事、公式リファレンスなど、他サイトの中からホットな話題を毎日更新しています。
よってこのサイトをチェックするだけで、最新技術の動向や市場の状況をどちらもキャッチアップすることができます。
はてなブックマークによって、外部サイトで有益なものを新たに発見できたり、興味のあるイベントを事前に知ることができたりとかなり捗ります。
ITエンジニアとしては必須の情報収集ツールですね!
Qiita
エンジニアなら誰しも活用している技術投稿サービスです。
最新技術のみならず、細かい技術のノウハウや技術習得のチュートリアルなど、様々な記事を閲覧することができます。
Zennとの違いは、Qiitaの方が歴史が長いので古い技術の記事も残っているので記事の数が多い点ですね。
また、Zennは最近リリースされたサービスなので、慣れたQiitaで記事を投稿する方も少なからずいます。
しかし、記事を投稿する際はQiitaとZennどちらにも投稿される方が多いので、どちらもチェックしておくのがオススメです。
Zenn
2020年にリリースされた新しい技術投稿サービスです。
Qiitaと同じく最新技術関連や入門的な記事まで幅広く投稿されています。
Qiitaとの違いは、「Books」と呼ばれる技術の教材を販売しているサービスがある点です。
これは技術のチュートリアル的なものや専門書のように、体系的に知見をまとめたものを販売するサービスです。
書籍を出すとなるとある程度の時間がかかりますが、Zennでは記事投稿と似た感覚でBooksとして販売できるので、最新技術の参考書もスピーディに販売されています。
最新技術のキャッチアップには最適のサービスですね!
WEB系企業のテックブログ
技術に関心のある企業は自身で企業ブログを書いている場合も少なくありません。
「クックパッド」や「メルカリ」など、誰もが知っているメガベンチャーやスタートアップ企業に多いです。
先述しましたが技術的な記事のみならず、自社のプロダクトで発生した課題、それに対するアプローチなど様々な知見が得られます。
テックブログから得た知見を自分が参画している現場に反映して課題改善を行うことにも適用できますね。
また、様々な会社のブログを読むことで、全体としてどのような課題を抱いているのか?が分かります。
その課題を解決できるようにスキルアップすれば、市場価値の高いエンジニアになることができます。
以下に代表的なテックブログを紹介します。
connpass
connpassはITエンジニア関連のイベント情報をキャッチすることができるサービスです。
勉強会や交流会などで現役エンジニアの方と交流し、市場の動向など情報交換をするのに有益なサービスです。
中でもオンラインで行われるLT会やカンファレンスに参加することをオススメします。
第一線で活躍している熟練のエンジニアの方々が現場でどのような技術選定、設計、チーム開発手法を行っているのか?を学ぶことができます。
テックブログと同様、最先端の現場の知見を得ることができるので、参加するメリットは大いにありますね!
フリーランスエージェント
言語やフレームワークなど、スキルの市場価値を確認するには、フリーランス エージェントの案件検索サービスを利用するのがオススメです。
「レバテック フリーランス」や「ギークス ジョブ」などの大手フリーランスエージェントは案件数も多いので、市場調査をするのに最適です。
言語ごとに案件を検索すると、「月額単価」「精算時間」「リモートの可否」などの情報が案件ごとに表示されます。
「精算時間」は月の労働時間が事前に定めた時間内であれば、提示した月額単価を支払うというものです。
※例えば月単価60万で精算時間が140~180時間の場合、月労働時間がその時間内であれば単価は60万の支払いになり、下限を下回れば減額、上限を越えれば増額という意味です。
言語やフレームワークごとに案件の「待遇」の傾向がわかるので、「高単価」で「精算時間の上限が短い」、そして「フルリモート」の案件が多いスキルは、需要がとても高いスキルだと判断することができます。
市場の状況を確認するのに一番手っ取り早い方法になりますね。
Youtube
現役エンジニアの方がエンジニアのキャリアや、言語などスキルの教育など、様々な分野の動画を配信しています。
中でも私がチェックしている3名を紹介いたします。
しまぶーのIT大学
元Yahooのエンジニアで現在投資を受けて企業されたしまぶーさんのチャンネルです。
フロントエンドエンジニアであったことから、フロントエンドスキルの教材をメインに動画発信されています。
html, css, JavaScriptなどの基礎から、モダンフロントの最先端技術へと順に地に足をつけた堅実なロードマップで講義されています。
モダンフロントの教材はほとんどないので、とてもありがたいチャンネルですね!
KENTA / 雑食系エンジニアTV
オンラインサロン「雑食系エンジニアサロン」を運営されている勝又健太さんのチャンネルです。
エンジニアを目指されている方、現役エンジニアの方であれば知らない人はいないほどの知名度のある方です。
技術スタックとして「バックエンド」と「インフラ」が中心の方で、チャンネルでもそのスキルセットのエンジニアのキャリアについて主に発信されています。
未経験からエンジニアになるための技術の習得方法やアピール方法、現在のエンジニア転職市場などを踏まえてどう戦略を立てるか?など、キャリア形成にとても参考になる内容が多いです。
市場を踏まえてどう立ち振る舞うか?など、エンジニアにとって非常に大事ですが忘れがちな観点でお話しされるので、チェックすべきチャンネルですね!
凡才プログラマーKBOY
スマホアプリ開発を行うネイティブアプリエンジニアのKBOYさんのチャンネルです。
ネイティブアプリエンジニアの方なので、swiftや特に最近ではFlutterに関する発信が多いです。
Flutterは近年とても注目されているネイティブアプリのスキルですが、教育体制が整っておらずキャッチアップもしにくい分野なので、Flutterに関する発信はとても貴重です。
また技術面以外にも、フリーランスエンジニアとしてクライアントの業務委託をされていた時期が近いことから、現場のリアルを語っている動画も多いです。
現場での働き方やどんなエンジニアがクライアントに好まれるか?など、現役エンジニア目線でお話ししてくれているので、未経験からエンジニアになる方にとって、とても貴重なチャンネルです!
Twitterは上記であげたツールやサービスの中で一番早く情報をキャッチアップすることができるサービスです。
しかし不特定多数の情報の中から信頼性のある情報を選択するのはかなり難しいので、まずは信頼ある方をフォローしてその方々から情報をキャッチすることをオススメします。
具体的には以下のような方々をフォローしていくといいです。
- QiitaやZennで良質な記事を作成する方
- テックブログの企業アカウント(またはCEOやCTO、企業のエンジニアの方など)
- 興味のあるエンジニア系Youtuber
そして「リスト機能」を用いて、有益な情報のみキャッチアップする仕組みを作れば効率も上がります。
最後に
以上、エンジニアが押さえておくべき情報収集のオススメサイトと活用方法!についてご紹介いたしました!
様々なツールやサービスを紹介いたしましたが、一旦は「はてなブックマーク」のみ毎日チェックするように習慣化するのがいいですね!
そしてもしTwitterをされているのであれば、はてなブックマークで見つけた良質な記事をツイートしましょう。
そうすることで、過去自分が見つけた良質な記事を自分のツイートとしてストックすることができるので、効率的に情報収集することができます。
ITエンジニアとして情報のキャッチアップは必須ですが、観点を抑えて効率よくキャッチしていきましょう!
Youtubeではエンジニアの単価が上がる情報発信しています!
毎週木曜日の21時から、ライブ配信やってますので、気軽にお越しください😁
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