お疲れ様です。ゆうきです。
昨日のYouTube「駆け出しエンジニア不要論の真実。不要にならない人は何が違うのか」は見てくれましたか?
まだの人はこちらから
今日は、あの動画で話しきれなかった部分を、メルマガ限定でもう少し深く話します。
「曖昧を整理する力」が現場でどう評価されるのか
動画では「不要にならない人=曖昧なことを整理できる人」っていう話をしました。
で、「整理できるのはわかったけど、それって現場でどう見られるの?」っていう部分を、もう少し具体的に話します。
僕がフリーランスで現場に入ってて、実際に「この人すごいな」って思ったエンジニアと、「この人ちょっと厳しいな」って思ったエンジニアの違いを話すんですけど、
「すごいな」って思う人の共通点は、PMの話を翻訳できることなんですよ。
PMって、技術のことわかってないことも多いじゃないですか。
だから「ここの画面、もうちょっとサクサク動くようにしてほしい」みたいな、ふわっとした要望を出してくる。
で、「厳しいな」って思う人は、「サクサクって何ですか?具体的に言ってもらわないと無理です」って返す。
一方で「すごいな」って思う人は、「たぶんこのAPIのレスポンスが遅いからだと思うんですけど、ページネーション入れて1回の取得件数を減らすか、もしくはキャッシュ入れるかの2択で、コスト的にはページネーションの方が軽いんですけどどうします?」って返す。
「いや、そんなスラスラ出てこないよ…」って思うかもしれないんですけど、これ、最初から全員できるわけじゃないんですよ。この人だって最初はできなかったはず。
でも「ふわっとした話をそのまま受け取らない」っていう意識を持ち続けた結果、自然とできるようになっていった。
何が違うかっていうと、ふわっとした要望を受け取って、「こっちとこっち、どっちにします?」って選べる形にして返してるんですよ。
これが「曖昧を整理する力」の実態です。
で、これができるエンジニアって、現場で何が起きるかっていうと、PMが真っ先にその人に相談するようになるんですよ。
「技術のことはあの人に聞けば、ちゃんと選択肢出してくれるから」って。
そうなると、自然とプロジェクトの中心にいることになる。情報も集まるし、判断にも関わるから、存在感が全然違ってくる。
逆に「具体的に言ってもらわないと無理です」って返す人は、どんどん末端の作業だけ振られるようになる。で、その作業をAIにも振れるようになったら……って話なんですよね。
ちなみに、僕がこの「ふわっとした話を整理して返す」を意識し始めたのって、技術力がついたからじゃなくて、現場での動き方を変えたからなんですよね。
「キャリア戦略論」を持ってる人は、教材の中で「周りから頼られるポジショニング」の話をしてるパートがあると思うんですけど、今日の話はまさにその具体例です。
もう一回あのパートを読むと、「あ、こういう場面のことだったのか」ってイメージがグッと湧くと思います。
じゃあこの力、どうやって鍛えるのか
動画では「すぐ手を動かさない」「要するにこういうこと?を口癖にする」って話したんですけど、メルマガだからもう1つ踏み込んだ話をします。
それは、「選択肢を2つ出す」を意識することです。
曖昧な要望を受けたとき、「こうしましょう」って1つの答えを出すんじゃなくて、「A案とB案があって、メリット・デメリットはこうです。どっちにします?」って出す。
これのいいところは3つあって、
1. 自分の理解が正しいか確認できる
A案とB案を出すためには、まず自分が「何を求められてるか」をわかってないとできないんですよ。だから、選択肢を作る過程で自然と頭の中が整理される。
2. 相手が判断しやすい
「どうしましょう?」って丸投げされるより、「AとBどっちにします?」って聞かれた方が、相手は100倍答えやすい。PMにも上司にも好かれます。
3. 間違ってても問題ない
A案もB案も的外れだったら、「いや、そうじゃなくてCなんだけど」って返ってくる。それはそれで、「あ、自分の理解ズレてたな」って早い段階でわかるから、結果的に仕事が前に進む。
この「選択肢2つ出す」って、別に技術力いらないんですよ。経験1年目でもできる。
「いや、そもそもA案B案が思いつかないんだけど…」っていう人もいると思うんですけど、最初はしょぼくていいんですよ。
「自分で調べて直すか、先輩に聞くか、どっちがいいですか?」とか、そのレベルでOK。
大事なのは「どうしましょう?」って丸投げしないこと。
選択肢の質は後からいくらでも上がっていくから。
ただ、ほとんどの人がやってない。だからやるだけで差がつく。
なぜこの力がキャリアの分岐点になるのか
で、ここからが特に重要な話なんですけど、
この「曖昧を整理して、選択肢を出せる力」って、実はエンジニアのキャリアの分岐点そのものなんですよ。
現場で見てきて断言できるんですけど、単価が上がっていく人と止まる人の差は、技術力じゃなくてここの差なんですよ。
技術力が高くても、「言われたことだけやる人」は単価が止まる。
逆に、技術力はそこそこでも、「ふわっとした話を整理して、選べる形にして返せる人」は、どんどん大事な仕事を任されるようになって、結果として単価が上がっていく。
僕自身もSIer時代は完全に「言われたことをやる側」だったんですけど、この「整理して選択肢を出す」を意識し始めてから、現場での立ち位置がガラッと変わりました。
でも「選択肢を出すって、技術力ないとキツくない?」って思った人もいると思うんですよ。
正直、僕も最初はそう思ってました。
技術的な引き出しがないと、そもそもA案もB案も出せないんじゃないかって。
でも、ぶっちゃけそんなことなくて。
僕がこれをできるようになったのって、技術力が上がったからじゃなくて、「現場で周りから頼られるポジショニング」の取り方を学んだからなんですよね。
技術の深さじゃなくて、動き方の問題だった。
これは「キャリア戦略論」の中でもっと深く、色んな角度からまとめてるので、購入してる人は、今日の記事を読んだ上で「任される人になるための動き方」のパートをもう一回見てみてください
今日の「選択肢2つ出す」の話が、もっと大きな絵の中で繋がると思います。
まとめ
- 「曖昧を整理する力」の正体は、ふわっとした要望を「AとBどっちにします?」に変えられること
- 鍛え方は「選択肢を2つ出す」を意識するだけ。技術力は不要、経験1年目でもできる
- この力がキャリアの分岐点。単価が上がる人と止まる人の差はここ
- すぐ手を動かす前に「A案とB案、どっちにします?」を口癖にする
次回もYouTube出すので、またメルマガでも深掘りしていきます。
それでは、お疲れ様でした。
ゆうき