お疲れ様です。ゆうきです。
昨日のYouTube
「一生搾取されるエンジニアが知らないこと。医者と不動産屋が当たり前にやってる。」
は見てくれましたか?
まだの人はこちらから

動画では「提案できるかどうかで単価が変わる」って話をしたんですけど、
今日はその続き。
僕が新しい現場に入った時、最初の3日間でやってることと、
提案力ゼロだった受講者が、1ヶ月で”この人いないと困る”と言われるようになった具体的な話をします。
ただ、その前に
突然ですが、この前タクシーに乗ったんですよ。
で、ふと思ったんですけど、タクシーの運転手って全員同じ車に乗ってるじゃないですか。
同じ車。同じカーナビ。同じ道。
なのに「この人いいな、次も指名したい」って思う運転手と、「もう二度と乗りたくない」って思う運転手がいる。
何が違うのか。
車じゃないんですよ。道でもない。
「乗った瞬間に何を言うか」だけの差。
その日乗ったタクシーは、行き先伝えたら黙ってカーナビの通りに走り始めた。
途中で明らかに渋滞してる道に突っ込んでいって。
「あの、こっちの道の方が空いてませんか?」って聞いたら、
「カーナビがこう言ってるんで」って。
いや、カーナビが言ってるのは知ってるんだけど。
今この瞬間、渋滞してるのは窓の外見たらわかるじゃないですか。
でもね、前に乗ったタクシーは全然違ったんですよ。
乗った瞬間に「お客さん、この時間帯だとこっちの道の方が空いてますよ。5分くらい早く着くと思いますけど、どうしますか?」って。
聞いてないのに。
でもめちゃくちゃ嬉しかったんですよね。「お、この人わかってるな」って思った。
同じ車。同じカーナビ。同じ道。
でも片方は「カーナビがこう言ってるんで」で、片方は「こっちの方が5分早いですよ」。
この差って何なのかっていうと、シンプルに「お客さんが何を求めてるか」を考えてるかどうかなんですよね。
お客さんは「カーナビ通りのルート」が欲しいんじゃなくて、「早く着くこと」が欲しい。
それを理解してるかどうか。
で、これエンジニアも全く同じ構造なんですよ。
企業は「Reactが書ける人」が欲しいんじゃなくて、「プロダクトを前に進めてくれる人」が欲しい。
なのにほとんどのエンジニアは面談で「Reactできます。Goできます」って技術を並べてる。
タクシーで言ったら「カーナビ使えます。道知ってます」って言ってるのと同じ。
いや、そうじゃなくて。お客さんが何を求めてるか考えてくれよ。
って企業は思ってるんですよね。
じゃあ僕が新しい現場に入った時、最初の3日間で何をやってるか。
コードを1行も書かないんですよ。最初の3日間は。
何やってるかっていうと、ずっとプロダクトを触ってる。
ユーザーとして実際にサービスを使ってみて、画面遷移を全部追って、「ここ、なんか使いにくくない?」「ここのステップ、1個多くない?」って気づいたことを全部メモしてる。
なんでこんなことやるかっていうと、「このプロダクトが何をしたいのか」を掴むためなんですよね。
技術のキャッチアップじゃない。
「このサービスのユーザーは誰で、何に困ってて、どうなったら嬉しいのか。」
これを最初の3日で掴む。
タクシーの運転手が「この時間帯はこっちが空いてますよ」って言えるのは、道を知ってるからじゃなくて、お客さんが「早く着きたい」と思ってることを理解してるから。
僕がコード書く前にプロダクトを触るのも同じ。技術を知ってるかどうかじゃなくて、プロダクトが何をしたいかを理解してるかどうか。
で、4日目に初めてタスクを振られた時に、「この機能、ユーザーの使い方を考えるとこっちの方が良くないですか」って言えた。
クライアントに「ゆうきさんにお願いして本当によかった」って言われたのは、このタイミングだったんですよね。
コードを書いたから評価されたんじゃなくて、プロダクトを理解しようとしたから評価された。
で、ここからが今日のメインなんですけど。
僕の受講者で、完全に「カーナビ通りに走ってるだけ」のエンジニアがいたんですよ。
経験2年半。月単価55万。
面談では「HTML/CSSできます、Reactできます」って技術を並べるだけ。
これ、タクシーで言ったら「道知ってます。カーナビ使えます」って言ってるのと同じなんですよね。
間違ってはいない。
でも企業から見たら替えがきく部品。
で、僕がコンサルした時に聞いたんですよ。
「今の現場で、お客さんの利益を上げるために何かやってますか?」
「……特にないです」
そうなんですよ。タクシーの運転手が「お客さんが早く着きたいと思ってる」ことを考えてなかったのと同じ。
技術はあるのに、「相手が何を求めてるか」を考えてなかった。
でも1ヶ月後、この人は全然変わったんですよね。
面談で話す内容が変わった。
前: 「HTML/CSSできます。Reactできます」
後: 「今のフェーズって、ユーザーに最適なUI・UXを検討するフェーズだと思うんですよ。だから、その検証を高速で回して短期間で最適解を出せる仕組みで動くべきだと思うんですよね。エンジニア側としては、シンプルな設計だけドキュメントにまとめて、実装はAIでサクッと作って、すぐビジネスサイドに触ってもらう。そういう回し方でどんどん加速させていきたいんですけど、どうでしょう」
この違い、わかりますか?
前は自分のスキルの話をしてるんですよ。「俺はこれができます」って。
後は相手が本質的に求めていることを話してる。「御社が今求めてるのはこれだと思うんで、僕はこう動きます」って。
タクシーで言えば、ダメな運転手は「道知ってます。カーナビ使えます」。いい運転手は「この時間帯はこっちが5分早いですよ」。
恋愛で言えば、モテないやつは「俺、年収○○で、身長○○で、趣味は○○です」ってスペック並べる。モテるやつは「最近仕事忙しそうだったから、今日は静かなお店にしたよ」って相手を見てる。
全部同じ。視点が自分から相手に変わっただけ。
でもこれだけで、面談の空気が全然変わるんですよね。
前は「品定めされる側」だったのが、後は「企業の方がこの人のことが気になってる」状態になった。
部品から、人になった。
結果、月単価55万→81万。8ヶ月で26万アップ。
技術力は何も変わってないんですよ。ReactもCSSも、前と同じレベル。
変わったのは「視点が自分から相手に変わった」だけ。
同じ車。同じカーナビ。同じ道。でも提案するだけで月26万変わる。
タクシーでも、医者でも、不動産屋でも、エンジニアでも。
結局やってることは同じなんですよね。
「相手が何を求めてるか」を理解して、それに応えるだけ。
提案って、難しいことじゃないんですよ。
難しいのは「相手のことを考える」っていう、当たり前のことを当たり前にやること。
ほとんどのエンジニアがこれをやってないから、やるだけで一気に抜けられる。
ゆうき
追伸
この「プロダクトを理解して提案する力」、僕はキャリア戦略論という教材に全部まとめてます。
面談で何を話すか。現場に入ったらどう動くか。どうやって「この人いないと困る」って言わせるか。
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